2012年10月21日(日)、この日は記念すべき『コッコが初めて家に来た日』です(*´∀`*)
飼うきっかけは、旦那さんが「生ゴミを出すのを減らすためにニワトリを飼って食べさせよう」と言った事です☆
ちょっと暗い話になるのですが…(>_<)
私は小学生の頃、祖母にセキセイインコを買ってもらって自分の部屋で育てていた事があります
しかし私の育て方が悪く、わずか3年で死なせてしまいました
黄色と黄緑色をしたメスで、言葉は覚えなかったけど手には乗ってくれて、本当に可愛い子でした
その子が亡くなった後、親が新しい小鳥を買ってやると言いましたが、その時は自分が辛くて断りました
その後成長するに従い、自分にはそもそも生き物を飼う資格が無いのだと言う事が
だいぶ遅れながら解って来ました
それ以来ずっとペットは飼っていませんでした
だから最初はニワトリを飼うと言う旦那さんに反対しましたね(>_<)
何の因果か、また鳥な訳です
鳥は可愛い、それは私が良く知っています
そして私には鳥を飼う資格は無いと言う事もまた私が良く知っています
しかし…
私がその話をして、説得すれば旦那さんも納得して飼うのを止めたかも知れません
だけど私はきっと飼いたかったのです
その時はそう深く考えませんでしたが、「私ではなく旦那さんが飼うんだ」と言い訳をしたのです
私はお手伝いをするだけ、実際に買うのは旦那さん、と言う風に
実際小屋を立てたのも、近所のニワトリ平飼いの養鶏所さんに連絡を取ったのも全て旦那さんが一人でしたのです
そしてその養鶏所さんから3羽のコッコを連れ帰ったのも旦那さんです
更に、飼うのは家の中ではなく外であり、強いストレスを与える事はないだろうと言う事
1羽ではなく3羽飼うと言うことで、私たちと彼女たちには距離が出来るから大丈夫だと言う事など
そんな事を言い訳として考えていました
しかし
実際お世話をするのはやっぱり私です
料理を作るときに出る野菜クズや煮干ダシのダシがらを食べやすく切ってエサ箱に入れるのも私、産んだ卵を取りに行くのも私、昼間庭で遊ばせるのも私…
私には生き物を飼う資格は無いのに良いんだろうか…と思っていました(>_<)
今でも完全に「良い」とは思っていません
自分と、過去に飼っていた鳥に対して言い訳をしながら迎え入れたニワトリを
「来てしまった以上は全力で面倒を見るのが飼い主としての責任だ」と言うのも言い訳だと思います
全力で世話をする事でそれがセキセイインコの成仏になるとは思っていません
これは最低限の飼い主としてのマナーだと思っています
生き物を飼う以上そこには必ず人間の「エゴ」が存在し、「最低限のマナー」と言う言い回しもまたエゴの最たる物ですが
そのエゴを出来る限り人間の責任において貫く事が現在の状況で一番誠実なのかなと思っています
つまり、私に出来る事は過去にしてしまった過ちを2度と繰り返さない事だと思っています
そんなこんなで…
旦那さんが連れて帰ったニワトリ3羽は来た当初こんな感じでした
まだ車が無い我が家、3羽のニワトリをダンボールに入れ原チャリで連れて帰ったのです(^^);;
たった2日程で作った小屋ですが、そこそこ立派です♪
しかし急に状況が変わって驚いたコッコ達は、奥の方に固まり怯えていました(´`)
私は来た瞬間に名前をつけました
一番手前が「おチビ」、右奥が「キョロ」、左奥が「しずか」です
飼う前、旦那さんは「田舎暮らしと言えば鶏、これはペットではなく家畜だから病気や怪我をしたらすぐに捌いて食べる」と言っていました
私はそれだけは阻止しなければならないと思い、また阻止できると確信していました
だからすぐに名前をつけてペットとして飼うと言うスタイルを見せました
彼女たちを家畜に出来るほど私の中に覚悟が無かったと言うだけの事です
甘ったれのエゴイストで偽善者です
結局は自己満足です
ただ、私はこのエゴを貫いて生きようと思うんです
正しくは無いけど間違ってもいないと思うのです
この先何かがあって考えが変わるかもしれませんが
今はこれが私にとって一番ベストな付き合い方だと思っています(>_<)
そして現在は旦那さんも彼女たちが可愛くなりとても捌く事など出来なくなりました(*^^*)
私が確信していたのは旦那さんのこう言った部分なんだと思います(笑)
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